編集後記

前回の5月号から、67と遅れての8月号です。毎月冊子はこれで27冊目となるようです。

そろそろ紙の本三冊目『鳳尻紀』に着手したい。『白堊紀』『侏羅紀』の在庫もたくさんある。あわせてどこかで売ろうとおもう(たぶん文フリ)。紙の本はすごく力を入れて作っている。

同人の市村とわたしでNurseというバンドをやっている。これから色々とリリースがつづく。ライブ活動も始めるはずだ。「偏向」を音で味わえるかもしれない。「柘榴汁の頭痛 - LOXONIN Mix」という曲がYouTube上にMVつきで投稿されている。この夏のアンセムまちがいなしだ。

生成AIの文書や話す(文書を読み上げているだけなのだが)言葉に触れることが多くなり、そのことの恩恵は、この冊子にもあるような人間の文章の冴えが、砂漠の水のように沁みるようになったことではないか。市村の今回の「AIのススメ」の## 思考過程という章をみてわかるように、生成AIは英語で擬似思考作業をしている。たとえばわたしはニホン語で思ったり足りない脳みそで考えたりして暮らしている。英語ではない。同じように、文章もニホン語で書いている。ニホン語と英語(印欧語族)は、文法のつくり、書記体系からして全くちがう言語だ。こんなあたりまえのことが、無い事﹅﹅﹅になっている。表面上問題がないようにみえるからだ。生成AIは十分にわたしたちニホン語話者がニホン語と分かる言語で話していて、使えているではないか、と。ニホン語で擬似思考する生成AIというのを作ってみたらどうだろう。「失われたうん十年」を死語と化すにはニホン語を活かすしか。                          

八月五日 責任編集白石しるす 

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